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クラウドシステムを利用した「業務の見える化」による働き方改革 ー つくば市と共同研究を開始

株式会社リージット(以下、弊社)は、つくば市とともに、クラウドシステムを利用した「業務の見える化」により、市職員の働き方を改革するため、共同研究を開始します。
本研究は、「つくばイノベーションスイッチ」の一環として実施するもので、業務の可視化によって業務プロセスの最適化を図ることで、時間外勤務が多い部署の業務負荷軽減が行えるかなど検証を行っていきます。

Log+(ログタス)

●研究課題
クラウドシステムを用いた「業務の見える化」による働き方改革

●実施時期
令和元年(2019年)12月~令和2年3月末

●研究概要
クラウドシステム「Log+(ログタス)※」を導入して業務を見える化

●研究課題
業務プロセスの最適化を行うためには、現状を把握し分析する必要があり、「業務の見える化」に費やす作業は作業量が多く、特に最適化すべき時間外勤務の多い部署において、さらなる負担が発生するという課題があります。
本研究では、「Log+(ログタス)」を使うことで、過大な負担をかけることなく「業務の見える化」ができるのか、市民税課職員と小中学校教員の業務の中で検証します。

●成果の公表について
令和2年4月以降に今回の研究成果を公表する予定です。

●研究対象業務
当初賦課業務を見える化(財務部市民税課)
→繁忙期の業務効率化のための見える化を

1月から4月にかけて、通常業務に加え、申告相談や次年度の当初賦課事務で多数のタスク・膨大な事務量が一気に集中します。膨大な事務量を限られた人数で処理するために、リアルタイムで各職員・業務の処理状況を把握し、効率的な進捗管理を行うことが必要です。
今回の取組で、「業務の見える化」による現状把握ができるかに加え、このことにより業務効率化を促進することができるかについて検証します。

教員の日常業務を見える化(教育局教育総務課)
→多岐にわたる教員業務の見える化を

授業の他にもその準備、生徒指導、部活動、学校行事など教員の業務は多岐にわたり、多忙を極めています。そのような中でも効果的な対応を優先度をつけて行うために、日々、どのような業務を何時間行っているか正確に把握する必要があります。
今回の取組で教育現場でも気軽に業務の見える化による現状把握ができるかを検証します。

●使用するシステムについて
研究対象業務を見える化するため、弊社が開発したクラウドシステム「Log+(ログタス)」を利用します。
Log+(ログタス)は、業務管理と時間管理の機能を組み合わせることにより、次のような事項をリアルタイムに記録できるシステムです。

  • 各職員が今日一日、どのような業務にどれくらいの時間を費やしたか
  • 各業務について、月間や年間でどれくらいの時間を費やしたか
  • 今現在、各職員がどのような業務を行っているか

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業務にかかった時間を作業後に思い出して入力するのではなく、作業の前後にボタンをワンクリックするだけで正確な作業時間を簡単に計測できるため、職員の負担を最小限に抑えて「業務の見える化」が期待できます。

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